共同研究

【H29年度共同研究班】学園都市における子どもの体力向上に関する研究~手作り道具の設置による幼児の身体活動量および体力への効果~

研究テーマ

研究の目的及び意義

平成29年度 共同研究班
代表者 流通科学大学      北村 裕美 准教授
構成員 流通科学大学      関 和俊 准教授
神戸芸術工科大学    安森 弘昌 准教授
神戸学園都市YMCA    こども園 松田 康之 園長
研究の目的及び意義 子どもの身体活動量の減少に伴う体力低下が社会問題となっている。その背景として、都市化や少子化の進展による社会環境や生活様式の変化があり、それによって子どもの遊ぶ場所、遊ぶ仲間、遊ぶ時間を減少させている。さらに交通事故や犯罪への懸念などが体を動かして遊ぶ機会を低下させている。
共働き家庭の増加に伴って保育ニーズが増大する中、学園都市では過去10年間で2つの認定こども園として1つの小規模保育施設が閉園されてきた。しかし、現在も保育所等の利用待機児童が発生していることから、学園都市の保育ニーズは高いと思われる。すなわち、子どもが生活時間の大半の時間を過ごし、心身の発達の基礎を培う場としての保育所(認定こども園)の重要性が一層高まっている。しかしながら、設置基準をみたしているものの、園庭がない、または園庭が狭いといった保育の環境では、子どもの身体活動量が十分確保できているかは明らかではない。
そこで本研究では、子どもが主体的に楽しく体を動かすことのできる環境構成と提案する基礎資料を得ることを目的として、学園都市に位置するYMCAこども園の協力の下で、まず幼児の身体活動量および体力の現状を把握し、その結果をもとに大学生が主体となって作成した運動遊びのための遊具による身体活動量、体力の変化を実証する。
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